アミノ酸ヒスチジンの効果とは?成長を促しダイエット効果も!?

アミノ酸の一種である”ヒスチジン”とはどのような成分なのか、その効果について調べてみました。成長を促進する成分でありながらダイエットの効果もあると言われている理由やその摂取方法、副作用があるのかなどについて解説いたします。

ヒスチジンって何だろう?

あまり聞き慣れない”ヒスチジン”という成分ですが、子どもの発育に不可欠なアミノ酸の一種となります。また、大人にはストレス解消やダイエット効果もあるとされる、とても嬉しい成分です。一体どのような働きをするのでしょうか?

ヒスチジンとは?

ヒスチジンは必須アミノ酸の一種で、幼児の場合は体内で合成することができず、大人になると合成できるようになるという不思議な成分です。この成分が不足すると神経異常や皮膚疾患を発症する可能性があるため、幼児は食品から摂取しなければなりません。また大人の場合も、体内での合成速度が遅いため1985年以降は必須アミノ酸として扱われるようになりました。

ヒスチジンの効果

成長促進

そもそもアミノ酸とは、筋肉や皮膚、内臓などの元となるタンパク質を構成している成分となります。タンパク質は体の2割を占めており、ヒスチジンをはじめとする必須アミノ酸は成長にはなくてはならない成分となります。

慢性関節炎を緩和

ヒスチジンは脳内でヒスタミンに変換されます。ヒスタミンと聞くと花粉症や鼻炎、アトピーなどアレルギー性の炎症の原因になるイメージが強いかもしれませんが、それは過剰に活性化された場合の反応であり、正常時は血管を拡張する効果などがあります。この効果により慢性関節円の緩和やストレスを緩和する作用が起こります。また、血管が広がることで血圧降下作用があります。

ダイエット効果

脳でヒスチジンから変換されたヒスタミンは、満腹中枢を刺激する作用があります。そのため、お腹が減ったと感じにくくなり、余計な間食や食べ過ぎを防ぐことができるため、結果としてダイエットへつながります。また、ヒスタミンは交感神経を刺激します。脂肪細胞で交感神経が刺激されると脂肪燃焼を促進する効果があるため、ダブルでダイエット効果が期待できる成分となります。

脳神経保護

最近の研究結果にて、脳梗塞などによる虚血性疾患で脳細胞が死滅してしまうようなケースにヒスチジンを投与したところ、成分が神経細胞を保護し、脳組織の死滅を抑制する効果があったことが動物実験で確認できたとの事です。そのため、ヒスチジンには神経保護作用があると考えられています。

ヒスチジンの摂取方法

多く含む食材 カツオ・マグロ・子牛肉・鶏肉・ハム・チェダーチーズ・ドライミルク

ヒスチジンは赤身魚の筋肉に多く踏むまれています。また加熱しても栄養素は壊れませんので缶詰やマグロフレークといった加工食品からでも摂取可能です。新鮮なお刺身を食べれば自然と摂取できるのでおすすめです。

 

ただし、注意したい点として”ヒスタミン中毒”があります。ヒスチジンは体内に取り込まれた後、脳内でヒスタミンへ変換されるとご説明いたしましたが、魚肉に含まれるヒスチジンは、室温で放置されたりすることでヒスタミン生成菌が増え、その細菌の持つ酵素の働きによって魚肉の中でヒスタミンへと生成されてしまいます。

 

ヒスタミンが大量に生成された魚肉を食べると、食後30分ぐらい経過してから顔面や耳たぶが紅潮し、頭痛や蕁麻疹、発熱といった食中毒の症状が出ます。腐敗とも少し違うので臭いなどで判断ができません。また、ヒスタミンも加熱調理で壊れることがないため、調理前にヒスタミンが生成されてしまっていた場合は、調理後の食品を摂取しても中毒症状が出てしまいます。赤身魚の刺身などは常に低温で管理し、一度解凍したら再冷凍などはせず早めに食べきることをおすすめします。

サプリも

ヒスチジンはビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどと一緒に摂取することで相乗効果をもたらすため、ヒスチジン単体ではなく、アミノ酸サプリや総合ビタミン剤などに含まれていることがほとんどです。またダイエット目的のサプリメントにも配合されていることが多くあります。

 

ヒスチジンはさまざまなサプリに配合されていますので、疲労回復や運動時の筋力アップが目的ならアミノ酸サプリを、美肌効果や健康維持が目的なら総合ビタミン剤、ダイエット目的ならダイエット系のサプリといった様に、目的別に探すと選びやすいかもしれません。

過剰摂取・摂取不足に注意

過剰 強いかゆみ・じんましんなど

ヒスチジンの1日当たりの摂取量は、体重1kgに対して10mgが目安となっています。ヒスチジンはヒスタミンの生成へとつながる為、過剰摂取はアレルギー症状を促進させる恐れがあり危険です。

またヒスタミンに対する感受性は個人差が大きく、体調によっても左右されることもある為、サプリで摂取する場合は用法容量を守り服用してください。

 

なお、妊娠中、授乳中の安全性も確認されていない為、食品以外にサプリメントなどで摂取することは止めましょう。

不足 皮膚疾患・肥満など

ヒスチジンは加熱調理にも強く肉や魚、チーズなど、日常的に食しているものばかりに含まれるため不足することは起こりにくいのですが、過剰なダイエットなどで万が一不足してしまった場合、筋肉量の低下皮膚疾患、集中力、記憶力の低下といった症状が出てきます。また、満腹中枢が正常に働かなくなり、代謝も落ちる為、体重増加にもつながります。

適量を摂取して効果を享受しよう

ヒスチジンは基本的に健康的な食生活を送ることで十分な摂取量を確保できます。早く痩せたいからといってサプリなどで過剰摂取しても効果はなく、弊害だけが起きますので適量を摂取するようにしましょう。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*