2017年 3月 の投稿一覧

プロテオグリカンやコンドロイチンの違いがわからないあなた、これを読めばすっきり!

「プロテオグリカン」と「コンドロイチン」の違いについて、詳しくご紹介します。これらが一体どんなものなのか、知らない方もいるかと思います。まず簡単に言うと、軟骨の主成分のことを指すのです。これら2つの成分の相乗効果で軟骨を強化します。

プロテオグリカンとコンドロイチンの違いとは

今回はこれら2つの成分の違いについて、効果をお伝えします。軟骨には血管がありませんから、水分とともに栄養が行き渡ると言われています。さらに軟骨自体を強化してくれたり、修復したり再生を促進してくれるものとも言われています。

プロテオグリカンについて

プロテオグリカンというものは、アミノ酸と糖が結びついてできたアミノ糖の一種なのだそうです。軟骨だけではなく、私たち人間の皮膚や爪、靱帯に存在しています。というのも軟骨は、関節を動かす際にクッションのような役割を果たしてくれます。しかし、加齢や運動をすることなどによって、少しずつすり減っていくのです。そうなってしまうと、次第に骨と骨とぶつかり合うようになってしまい、痛みや違和感を感じるようになるのです。

そこで軟骨そのもの自体をすり減っていく軟骨を修復したり再生を促したりするはたらきがあると言われています。

プロテオグリカンとは何か

タンパク質と多糖の結合した「糖タンパク質」と言われています。肌を保湿してくれたりハリ感を出してくれることから、サプリメントや化粧品にも含まれています。タンパク質は肌に欠かせない成分なので、サプリメント・化粧品で取り入れられているのは嬉しいことですね。

気になる効果と摂取方法

プロテオグリカンがどんなものかは理解できたことでしょう。しかしその気になる効果、摂取方法が知りたいですよね。正しい飲み方を覚えておきたいものです。

主な効果

上記でも少しご紹介していますが、プロテオグリカンは軟骨の構成成分のひとつです。関節などのクッションの役割を果たしてくれますので、膝の痛みや変形関節症に効果的だと言われています。そして生活習慣病の方にも効果的です。というのも、炎症を起こす物質が慢性的に過剰になると、いろんな生活習慣病の原因の1つとなる「活性酸素」が発生するのです。

そこでプロテオグリカンにある抗炎症作用によって、活性酸素の発生を抑制させるのです。脳・内臓、そして血管の老化防止、肥満や糖尿病などを引き起こすことを予防する効果があると言われているそうです。また、血糖値の上昇を抑制する効果がありますよ。また、肌を保湿してくれる効果もあるようです。

摂取方法

まずサプリメントには、化学合成原料・天然原料を使用した2種類のものがあります。合成原料のものは安価で手に入りやすいのですが、化学物質が混入している可能性や、石油から合成されている可能性もあります。体に安心して摂取できるのは、天然原料のものです。もちろん食事でも摂取することはできますが、サプリメントと併用して飲む方がより効果的です。

組み合わせてさらに効果アップ

グルコサミン、コンドロイチンと組み合わせて摂取するとより効果がアップします。グルコサミンは、エビやカニなどの甲殻類の殻に多く配合されているそうです。コンドロイチンは、軟骨に水分と栄養を与えてくれ、老廃物を排出してくれるのです。

副作用はある?

気になるのが副作用ですね。実際のところほとんどないと言われているそうです。一度飲んでみて体調が悪くなってしまたら、すぐに飲むのをやめましょう。

グルコサミンやコンドロイチンとの違い

グルコサミンとコンドロイチンの違いについてもご紹介していきます。

グルコサミンはプロテオグリカンを作り出す原料

グルコサミンというのは、軟骨の主成分であるプロテオグリカンを作り出してくれる成分で、私達の身体に欠かせないものです。というのも、プロテオグリカンの中にある「コンドロイチン」が体内にある細胞・組織に水分や栄養分を届けてくれるから。しかし、年齢を重ねるごとに減ってしまうので、サプリメントなどで補うと良いでしょう。

コンドロイチンはグルコサミンから作られプロテオグリカンの中に含まれる

コンドロイチンは、グルコサミンから作られたプロテオグリカンの中の成分のひとつです。軟骨の水分を維持してくれるだけではなく、弾力性を与えてくれるのです。そして血管のない軟骨に水分とともに栄養を運び入れたり、老廃物を排出するはたらきがあると言われています。

よって軟骨は、コンドロイチンによって弾力のあるみずみずしい状態になり、関節をスムーズに動かすためのクッションとしての役割を果たしてくれるのです。

同時摂取で相乗効果を

「プロテオグリカン」と「コンドロイチン」の違いについてご紹介しました。健康的な体を作るため、生活習慣病を改善するためには欠かせない成分なので、摂取しておきたいものです。今回の情報をぜひ参考にしてみてくださいね。

アミノ酸アスパラギンの効果とは?持久力向上!丈夫な体に!?

アミノ酸アスパラギンにはどのような効果があるのかご存知ですか?アミノ酸アスパラギンは持久力の向上や、丈夫な体作りに効果を発揮してくれます。ヒトの体に有益な成分であるアスパラギンについて詳しくご説明します!

アスパラギンって何だろう?

アスパラギンは、1806年にフランスの化学者によって、一番最初に発見されたアミノ酸のことです。

アスパラガスの芽の抽出物から見つけ出されたことに由来し、アスパラギンと言う名前が付けられました。

 

アスパラギンはクエン酸回路に働きかけ、運動時の持久力を向上させる効果や、タンパク質の合成を促し、丈夫な体を作るのに効果的です。また、尿の合成を促し、有害なアンモニアを体外へ排出する働きがあります。

アスパラギンとは?

アスパラギンは、神経や脳組織の細胞機能の代謝に関わっており、中枢神経系を保護する働きがあります。また、神経伝達物質の材料として使われたり、筋肉や内臓のもととなる、たんぱく質の合成にも使われたりと、とても重要な役割をしています。

 

また、肝臓の保護や、新陳代謝を活発にさせる効果があるともいわれています。

アスパラギンとアスパラギン酸の違い

アスパラギンとアスパラギン酸は、名前がとても似ているので、同じ物質だと思われがちですが、実は違う物質です。アスパラギン酸は、アスパラギンを加水分解すると生成される成分です。

アスパラギンと同様に、アスパラギン酸は非必須アミノ酸に分類され、エネルギーの代謝を高めたり、カルシウムやカリウムなどのミネラルを全身に運ぶ役割をもっています。

 

アスパラギン酸は、アスパラギンと同様に、たんぱく質の合成材料に使われたり、利尿作用や体内の毒素を排出する効果があります。

また、疲労回復や、スタミナの向上に有効な働きがあります。

アスパラギン酸は、アスパラガスに多く含まれるほか、豆類やさとうきび、牛肉などに含まれ、健康食品などにも利用されています。

アスパラギンの効果

運動時の持久力向上(クエン酸回路)

疲労物質をエネルギーに変換する回路のことを、クエン酸回路と言います。クエン酸回路がうまく働かないと、乳酸が蓄積し、筋肉疲労の原因となるばかりか、大量に蓄積されると、体の冷えや頭痛などを引き起こしてしまいます。

 

アスパラギンは、このクエン酸回路に働きかけ、乳酸の生成を抑え、疲労回復効果や、エネルギーの代謝を促進させる働きがあります。

 

また、アスパラギンには、筋肉を動かすグリコーゲンの生成を促進させる作用があります。グリコーゲンは、必要に応じて糖に変換され、運動時の大切なエネルギー源となるのですが、不足すると長時間の運動に耐えることができなくなってしまいます。

 

アスパラギンには、クエン酸回路に働きかけ、エネルギーの代謝を促す効果と、グリコーゲンの生成を促進する作用によって、運動時の持久力を向上させる効果があります。

尿の排出を促進

アンモニアは、たんぱく質を分解することによって生じるのですが、以下のような有害な働きをもっています。

  • 神経伝達物質の働きを阻害し、脳症などを引き起こす
  • エネルギーの代謝に関わる細胞中のミトコンドリアの働きを阻害する
  • アンモニアの量が過剰に増えることによって、疲労や組織の老化、免疫力の低下を引き起こす

 

アスパラギン酸は、体内でアンモニアと結合してアスパラギンとなり、アンモニアを安全な形で貯蔵し、体内でアンモニアが悪影響を与えないようにしてくれます。この働きによって、アスパラギンは、尿の合成を促し、尿の排出を促進する効果があります。

丈夫な体を作る

自然界に500種類も存在するといわれるアミノ酸のうち、ヒトの体を構成するのは20種類のアミノ酸です。アスパラギンは、その20種類のうちの一つで、筋肉や内臓をつくるたんぱく質の合成に使われます。

たんぱく質が不足すると、人体を構成するたんぱく質が分解されるため、その不足分を補うことによって、体力や免疫力が低下し、血管がもろくなってしまうのですが、アスパラギンは、たんぱく質を合成する作用があるので、丈夫な体をつくるために有効な働きがあります。

肥満を防ぐ

アスパラギンはエネルギーの代謝を促し、新陳代謝を活発化させる作用があるので、肥満の防止に効果的です。アスパラギンを摂取したところ、体重の減少や、体幹維持などの効果があった、という報告があります。

体の疲れを取る

アスパラギンには、ミネラルを細胞に摂りこみやすくして、クエン酸回路をきちんと動かすように促す働きがあり、乳酸を分解してエネルギーに代え、体の疲れを取ってくれる作用があります。

 

ラットを使った実験では、運動疲労による筋肉と、肝臓でのグリコーゲンの分解が緩やかになり、アスパラギンとアスパラギン酸に、運動疲労改善効果が示唆されたとの報告があります。

アスパラギンの摂取方法

アスパラギンを摂取するには、食品から摂る方法と、サプリメントから摂る方法があります。

多く含む食材 アスパラガス・肉類・大豆・牛乳・じゃがいも

アスパラギンを多く含む食材は、アスパラガスや、肉類、大豆、牛乳、じゃがいもなどがありますが、肉類でアスパラギンを摂取しようとすると、アンモニアを過剰に摂取する可能性が高くなり、体内のアンモニア濃度が上がって、アンモニアの過剰蓄積に繋がる場合があるので注意が必要です。

野菜から摂取する場合は、アスパラギン酸と一緒に摂取することができるため、体内に効率良くアスパラギンを吸収することが出来ます。

サプリメント

アスパラギンはサプリメントから手軽に摂取することができます。特に、運動能力を向上したい方、スポーツをする方、疲れやすい方、体内の毒素を排出したい方にはおすすめです。

摂取不足に注意

アスパラギンは、アスパラギン酸とアンモニアから、アスパラギンシンテターゼという酵素の働きによって生成されるため、アスパラギン酸の摂取不足は、アスパラギンの不足につながります。アスパラギンが不足すると、アンモニアが処理されず、体内の毒素となるアンモニアが排出されないため、血中のアンモニア濃度が上がってしまいます。

 

アンモニアは、特に中枢神経系に対して強い毒性を持っているので、アスパラギンの摂取不足には注意が必要です。その逆に、アスパラギンの過剰摂取については問題ありません。

適量を摂取して効果を享受しよう

アスパラギンには、有益な健康効果がたくさんあり、強い体作りには欠かせない成分です。アスパラギンの摂取不足は、体にとってマイナスに働いてしまうため、日常から意識して摂りたいですね。

 

アスパラギンを適量摂取して、運動しても疲れにくい丈夫な体作りに役立て、健康的な毎日を送れるよう活用していきましょう!

グルタミン酸の効果とは?脳を活性化し、美肌効果も!?

私たちの体は20種類のアミノ酸からなっていますが、その中でも脳の活性化、美肌効果のほか様々な効果があるグルタミン酸の人気が高まっています。実際、このグルタミン酸にはどのような効果があるのでしょうか?今回はその点に注目してみましょう。

グルタミン酸って何だろう?

グルタミン酸は非必須アミノ酸で、体の中で生成することができるアミノ酸の1つです。

すでに体内にあるのなら、わざわざ体外から摂取する必要はないのではないか、と思うかたもいらっしゃるかもしれません。

しかし、体内で生成することができる、ということは逆に考えると、グルタミン酸はそれだけ体内にとってなくてはならない必要なアミノ酸である、ということにもなります。

グルタミン酸とは?

アミノ酸の1つ「グルタミン酸」は同じくアミノ酸である「グルタミン」と名前が非常によく似ていますが役割が全く違います。

違いを簡単に比較しますと、グルタミンが全身のエネルギー代謝に重要な役割があるのに対し、グルタミン酸は神経伝達物質としての役割が大きいアミノ酸です。

グルタミン酸はうまみ成分として良く用いられています。アジアを中心とした海外でも圧倒的な人気がある「味の素」もうまみ成分としてグルタミン酸(グルタミン酸ナトリウム)が入っています。

味の素のような食品添加物は人体に危険である、という見方もありますが、これはアミノ酸の1つなので、取り過ぎに気をつければ人体に害はほとんどありません。

グルタミン酸の効果

グルタミン酸はうまみ成分だけではなく、健康や美容など様々な効果があることがわかっています。ここではそのいくつかをご紹介しましょう。

アンモニアの解毒作用

アンモニアには脳機能が低下するなど害がありますが、グルタミン酸は体内でアンモニアの無毒化し、アンモニアをグルタミンに変えたり、尿として体外に排出したりするという効果があります。

アンモニアが無毒化することによってさらに疲労回復や、免疫力がアップするというような効果もあります。

脳を活性化

グルタミン酸は脳内の神経伝達物質のおよそ4割かかわっている重要な神経物質の1つでブレーンアミノ酸とも呼ばれています。

グルタミン酸はさらに記憶力や集中力がアップする効果があります。特に記憶力アップの効果が優れているため、アルツハイマー型認知症の予防効果が期待されています。

美肌効果

グルタミン酸などのアミノ酸は肌のうるおいやダメージを抑える角質層のおよそ40%を占めているといわれています。それでグルタミン酸を摂取することにより、保湿効果、肌荒れ予防など美肌効果を期待することができます。

血圧を下げる

グルタミン酸を摂取すると血圧を下げる効果があることが最近の研究のデータにより明らかになっています。これにより高血圧が原因となって起こる脳卒中や心疾患の予防につながるようです。

グルタミン酸の摂取方法

グルタミン酸は食品から摂取する方法と、サプリから摂取する方法があります。

多く含まれる食材

グルタミン酸が多く含まれる食材として海藻・白菜・緑茶・イワシ・トマトなどがあります。

サプリもあり

グルタミン酸を効果的に摂取したいならサプリをおすすめします。

ただし、繰り返しになりますが「グルタミン酸」を名前が似ていて働きが全く違う「グルタミン」と間違えないように気をつけましょう。

グルタミンは筋肉に作用するので筋トレをする人が好んで摂取するサプリです。

過剰摂取・摂取不足に注意

グルタミン酸は体内でも生成しなければならない、人体にとって必要なアミノ酸です。しかし過剰摂取には注意が必要です。ここでは過剰摂取、摂取不足それぞれの症状に注目してみましょう。

過剰 睡眠障害・神経障害

グルタミン酸ナトリウムの取りすぎとして舌のしびれや頭痛などの症状が表れることが報告されています。

さらに重症になると脳細胞に障害を与え、睡眠障害や神経障害、幻覚をみるといった症状が表れることさえあります。しかしこれは非常にまれなケースなので過度に心配する必要はありません。

しかしコンビニの惣菜やカップラーメンなどには大量に含まれていることが多いので、知らないうちに過剰摂取になってしまうことがないようにしておきたいところです。

とくに味の素は97.5%がグルタミン酸ナトリウムなので、旨みを出すために使いすぎると過剰摂取になるおそれがあります。

不足 筋力低下・疲労蓄積・消化不良

グルタミン酸が不足すると筋力が低下し、疲れがたまりやすくなります。また消化不良になり、脂肪がつきやすくなることもあります。

また最近肌が荒れてきたな、と思ったらそれはビタミン不足ではなく、グルタミン酸不足が原因かもしれません。

適量を摂取して効果を享受しよう

グルタミン酸はうまみ成分として、食品の味を引きたて、食欲を増進させます。さらに脳を活性化させ、美肌効果のような大切な役割を持ったアミノ酸の1つです。

通常の食事をしていればグルタミン酸の過剰摂取、摂取不足共にほとんど問題はありません。

偏った食事をして、グルタミン酸の過剰摂取、あるいは摂取不足にならないように注意をして、グルタミン酸の効果を十分に享受するようにしましょう。

アミノ酸チロシンの効果とは?やる気が出る!白髪予防にも!?

非必須アミノ酸の1つチロシンにどのような効果があるかをご存知でしょうか?「非必須」と聞くと何かあまり必要がないような気がするかもしれません。しかしその効果に注目すると皆さんもぜひとも摂りたいと思うことでしょう。

チロシンって何だろう?

「やる気が出る」「うつ症状が改善する」といった精神面から慢性疲労や白髪予防まで幅広い効果のあるチロシンに注目が集まっています。そんなアミノ酸の1種チロシンの具体的な効果や摂取方法、また摂取する際の注意点を調べてみましょう。

チロシンとは?

チロシンはAAA(芳香族アミノ酸)の一つです。AAA(芳香族アミノ酸)とは神経伝達物質の原料となるアミノ酸でチロシンの他にトリプトファン、フェニルアラニンがあります。

この中で他の二つが必須アミノ酸であるのに対し、チロシンは唯一非必須アミノ酸なので体内で合成することができます。

しかしチロシンは必須アミノ酸であるフェニルアラニンより生成されますのでチロシンを直接摂ることによってフェニルアラニンの節約になります。また様々な効果がありますので積極的に摂取したいアミノ酸といえるでしょう。

チロシンの効果

ではチロシンの5つの具体的な効果に注目してみましょう。

  1.  集中力を高める・うつ改善 (ドーパミン・ノルアドレナリン)

チロシンは集中力を高めるドーパミン、やる気を高めるノルアドリンの原料となっています。またうつ病の原因の一つはノルアドレナリン不足ともいわれていますので、うつ病改善にもつながる、と期待されています。しかも抗うつ剤に見られるような副作用もありませんので安心です。

  1.  慢性疲労症候群を軽減

慢性疲労症候群は肉体的な疲労があるわけでもないのに、長期間疲労感を感じる症状で、神経によるものとされています。チロシンは神経伝達物質を回復しますので慢性疲労症候群に効果があると期待されています。

  1.  成長ホルモン生成を促進

成長ホルモンはやる気や集中力の増加、筋肉量の維持や増加、また脂肪の分解を促進したり、骨を強化したりする効果があります。まだ科学的に実証されているわけではありませんが、チロシンによって成長ホルモンの生成を促進する可能性があります。

  1.  ストレス緩和

ドーパミンやノルアドレナリン不足はストレスの原因となります。それでこれらの神経伝達物質を生成するチロシンはストレス緩和する効果もあるといえるでしょう。

  1.  白髪予防

毛髪の黒さはメラニン色素によるものです。そしてチロシンを原料にして体内でメラニン色素が生成されます。それでメラニンを摂取することによって黒髪を維持し、白髪予防の効果があります。

チロシンを含む食品

チロシンを多く含む食品として、豚ヒレ肉・鶏むね肉・かつお節・しらす干し・たらこ・脱脂粉乳・プロセスチーズなどがあります。

チロシンが特に多く含む食品は高野豆腐・たけのこです。たけのこにある白い点はチロシンなので洗って取り除かないようにしましょう。たけのこをゆでると白い粉末が出ますがこれはチロシンが結晶化したものなので捨てるともったいないです。

チロシンはまた糖分と一緒に摂取すると吸収が良くなるといわれています。バナナやりんご、アボカドなど果物に多く含まれていますのでおすすめです。

サプリもあり

チロシンはサプリもあります。日本ではあまりみかけませんが米国などでは主流となっています。

特にチロシンは治療の難しいADHD(注意多動性障害)に効果があるようなので、この悩みを抱えている人にはぜひサプリで効果的に摂取することをおすすめします。

しかしチロシンは神経伝達物質の原料となっていますが、脳の発達中の子供がチロシンを多量に摂取すると脳内のバランスが崩れ脳の発達に悪影響を及ぼす危険があります。

食品からとるなら過度に気にする必要はありませんが、子供がチロシンのサプリを飲むのは注意が必要です。

またサプリはアミノ酸が濃縮されているため、肝臓に負担をかける恐れがあります。肝臓が悪い人も飲む際には注意が必要です。

過剰摂取・摂取不足に注意

チロシンは抗うつ薬ほどではないとはいえ、副作用があります。またチロシン不足も危険です。

過剰摂取は しみ・そばかす 血圧上昇

チロシンはメラニン色素を生成しますので白髪予防になりますが、過剰摂取するとしみやそばかすの原因になってしまいます。

チロシンの過剰摂取はまたノルアドレナリンの過剰分泌を招き、それにより血圧が上昇してしまいます。特に高血圧の方は注意が必要です。

摂取不足は エネルギー代謝・循環機能低下 無気力 低体温 寒気

チロシンが不足するとエネルギー代謝・循環機能低下、無気力、低体温、寒気などが起こる危険性があります。

また乳幼児期にチロシンが不足すると甲状腺ホルモンや成長ホルモンの分泌が減る可能性が指摘されています。それにより発達障害・成長障害などが起こる危険性があります。

効果が持続する時間

チロシンの効果は7時間持続するようです。人によって効果の実感は様々ですが、実際6~7時間効果があるという人は多くいます。

この6~7時間を長いとみるか短いとみるかも人それぞれだと思います。しかし、これだけの期間やる気や集中力が持続し、白髪の予防になるのならその効果を決して過小評価できないのではないでしょうか。また目立った副作用もないので安心して継続的に摂取することができます。

適量を摂取して効果を享受しよう

学生にとっても社会人にとってもやる気や集中力は重要です。しかし自分ではなかなかコントロールできるものでもありません。

うつ病やADHDに悩んでいる方はその解決策が不透明に感じることもあるでしょう。

食品やサプリからチロシンを適量摂取してその効果を十分に享受するようにしましょう。

 

アミノ酸セリンの効果とは?若返り効果あり?

大豆や牛乳などに含まれるセリンには、どのような効果があるのかご存じでしょうか?セリンは人間の体を構成するために重要な成分です。ここでは、セリンの効果や摂取方法についてご紹介しています。正しい知識でセリンを活用していきましょう。

セリンとは?

セリンとは、絹のプロテインから見つかった非必須アミノ酸の一つの成分です。アミノ酸は自然界には500種類以上ありますが、人体を構成する20種類のアミノ酸の中でも体内で合成することができる11種類が非必須アミノ酸と呼ばれます。非必須アミノ酸に含まれるセリンは、人体の主な成分であるタンパク質を構成するために、重要なアミノ酸と言えます。

セリンの効果

人間の体を構成するために重要なセリンは、健康な体を維持するためにさまざまな働きかけをします。セリンがもつ主な効果には、次のようなものがあります。

美肌・美白効果

セリンには肌を美しく保つ効果があるとされます。セリンは、もともと絹に含まれる成分として発見されたものであり、強い保湿効果などの作用から化粧品に使用されてきた物質です。セリンは肌の表面の角質に存在して、ウイルスなどの外からくる刺激から肌を守ったり、肌の水分を失わないように保湿したりしています。さらに、肌が生まれ変わるターンオーバーを促して、メラニンの生成も抑えるため美白の効果も期待できます。

脳機能改善

セリンは脳の神経細胞を構成する栄養素であり、脳機能の改善効果もあるといわれます。また、セリンは脂肪酸と結合することで脳の栄養となるブドウ糖の供給をコントロールする、ホスファチジルセリンを生成します。ホスファチジルセリンの働きで、脳の血流改善や脳細胞の新陳代謝が促されると、細胞間での情報伝達がスムーズにできるようになり脳機能が改善されるといわれます。

アルツハイマー病予防

セリンが生成したホスファチジルセリンは、記憶力を高めるとともに、加齢からくる認知機能の低下やアルツハイマー病を予防する働きがあるとされます。脳の健康を維持するとともに、脳細胞の機能低下を抑えることから集中力や記憶力を高める効果が期待できます。

睡眠を促す

セリンは脳の神経系に作用することから睡眠を促す作用があるといわれます。質の高い睡眠をえるためには、非必須アミノ酸の仲間であるグリシンの体温を調整する作用が重要になります。グリシンはセリンが構成して生成されますので、セリンが睡眠の質の改善に役立つといわれます。

ストレスの緩和

セリンが生成するホスファチジルセリンには、ストレスを緩和する作用のあるとされます。これはホスファチジルセリンが、神経伝達物質のセロトニンの分泌を促して気持ちを落ち着ける作用が働くからだと考えられます。セロトニンは別名を幸せホルモンと呼ばれており、不足してくると不安やイライラ感など精神のバランスを乱すことにつながる物質です。

セリンの摂取方法

セリンに含まれる成分や効果をご紹介してきましたが、おわかりいただけたでしょうか。体にさまざまな健康効果をもたらすセリンは、具体的にはどのようにして摂ることができるのか、次は日常生活の中でセリンを摂取する方法について見ていきましょう。

多く含まれる食材牛乳・大豆・高野豆腐・いくら・かつお節

セリンは食品から摂取をすることができます。セリンを多く含むのは、牛乳、大豆、いくら、かつお節、高野豆腐などです。この中でも特に牛乳のタンパク質には多くのセリンが含まれています。夜眠れないときにホットミルクを飲むと寝つきがよくなるといわれるのは、セリンの作用によるものです。

サプリ(ホスファチジルセリン)

セリンは食事の他にもサプリメントとして、ホスファチジルセリンを摂取することができます。ホスファチジルセリンはセリンの効果でご紹介したように、セリンと脂肪酸が結合して生成された成分です。ホスファチジルセリンの摂取量は、1日に100~300mgが目安になりますが、40歳以降は体内に不足していくため意識して摂りたいです。

サプリメントでホスファチジルセリンを摂取する場合は、副作用の心配もあるかと思います。ホスファチジルセリンは、かつては牛の脳から抽出された成分をサプリメントに使用されていましたが、安全性に問題が生じたことから、今は大豆から成分を抽出したものが主流になっています。そのため、副作用の心配はほとんどないといわれています。

適量を摂取して効果を享受しよう

今回はセリンについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。セリンは健康な肌や脳を維持したり、睡眠に働きかけたりする大切な成分です。非必須アミノ酸の一つであるセリンは、本来は体内で合成されるため、食事などで摂取する必要はないとされますが、40歳以降は減少してくるため意識して補給することが大切です。セリンの不足は、肌の老化やアルツハイマー病などの発症にも影響する可能性があります。1日に100~300mgの量を目安に、セリンを多く含む食品やサプリメントなどを摂取していきましょう。