アミノ酸セリンの効果とは?若返り効果あり?

大豆や牛乳などに含まれるセリンには、どのような効果があるのかご存じでしょうか?セリンは人間の体を構成するために重要な成分です。ここでは、セリンの効果や摂取方法についてご紹介しています。正しい知識でセリンを活用していきましょう。

セリンとは?

セリンとは、絹のプロテインから見つかった非必須アミノ酸の一つの成分です。アミノ酸は自然界には500種類以上ありますが、人体を構成する20種類のアミノ酸の中でも体内で合成することができる11種類が非必須アミノ酸と呼ばれます。非必須アミノ酸に含まれるセリンは、人体の主な成分であるタンパク質を構成するために、重要なアミノ酸と言えます。

セリンの効果

人間の体を構成するために重要なセリンは、健康な体を維持するためにさまざまな働きかけをします。セリンがもつ主な効果には、次のようなものがあります。

美肌・美白効果

セリンには肌を美しく保つ効果があるとされます。セリンは、もともと絹に含まれる成分として発見されたものであり、強い保湿効果などの作用から化粧品に使用されてきた物質です。セリンは肌の表面の角質に存在して、ウイルスなどの外からくる刺激から肌を守ったり、肌の水分を失わないように保湿したりしています。さらに、肌が生まれ変わるターンオーバーを促して、メラニンの生成も抑えるため美白の効果も期待できます。

脳機能改善

セリンは脳の神経細胞を構成する栄養素であり、脳機能の改善効果もあるといわれます。また、セリンは脂肪酸と結合することで脳の栄養となるブドウ糖の供給をコントロールする、ホスファチジルセリンを生成します。ホスファチジルセリンの働きで、脳の血流改善や脳細胞の新陳代謝が促されると、細胞間での情報伝達がスムーズにできるようになり脳機能が改善されるといわれます。

アルツハイマー病予防

セリンが生成したホスファチジルセリンは、記憶力を高めるとともに、加齢からくる認知機能の低下やアルツハイマー病を予防する働きがあるとされます。脳の健康を維持するとともに、脳細胞の機能低下を抑えることから集中力や記憶力を高める効果が期待できます。

睡眠を促す

セリンは脳の神経系に作用することから睡眠を促す作用があるといわれます。質の高い睡眠をえるためには、非必須アミノ酸の仲間であるグリシンの体温を調整する作用が重要になります。グリシンはセリンが構成して生成されますので、セリンが睡眠の質の改善に役立つといわれます。

ストレスの緩和

セリンが生成するホスファチジルセリンには、ストレスを緩和する作用のあるとされます。これはホスファチジルセリンが、神経伝達物質のセロトニンの分泌を促して気持ちを落ち着ける作用が働くからだと考えられます。セロトニンは別名を幸せホルモンと呼ばれており、不足してくると不安やイライラ感など精神のバランスを乱すことにつながる物質です。

セリンの摂取方法

セリンに含まれる成分や効果をご紹介してきましたが、おわかりいただけたでしょうか。体にさまざまな健康効果をもたらすセリンは、具体的にはどのようにして摂ることができるのか、次は日常生活の中でセリンを摂取する方法について見ていきましょう。

多く含まれる食材牛乳・大豆・高野豆腐・いくら・かつお節

セリンは食品から摂取をすることができます。セリンを多く含むのは、牛乳、大豆、いくら、かつお節、高野豆腐などです。この中でも特に牛乳のタンパク質には多くのセリンが含まれています。夜眠れないときにホットミルクを飲むと寝つきがよくなるといわれるのは、セリンの作用によるものです。

サプリ(ホスファチジルセリン)

セリンは食事の他にもサプリメントとして、ホスファチジルセリンを摂取することができます。ホスファチジルセリンはセリンの効果でご紹介したように、セリンと脂肪酸が結合して生成された成分です。ホスファチジルセリンの摂取量は、1日に100~300mgが目安になりますが、40歳以降は体内に不足していくため意識して摂りたいです。

サプリメントでホスファチジルセリンを摂取する場合は、副作用の心配もあるかと思います。ホスファチジルセリンは、かつては牛の脳から抽出された成分をサプリメントに使用されていましたが、安全性に問題が生じたことから、今は大豆から成分を抽出したものが主流になっています。そのため、副作用の心配はほとんどないといわれています。

適量を摂取して効果を享受しよう

今回はセリンについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。セリンは健康な肌や脳を維持したり、睡眠に働きかけたりする大切な成分です。非必須アミノ酸の一つであるセリンは、本来は体内で合成されるため、食事などで摂取する必要はないとされますが、40歳以降は減少してくるため意識して補給することが大切です。セリンの不足は、肌の老化やアルツハイマー病などの発症にも影響する可能性があります。1日に100~300mgの量を目安に、セリンを多く含む食品やサプリメントなどを摂取していきましょう。

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