アミノ酸チロシンの効果とは?やる気が出る!白髪予防にも!?

非必須アミノ酸の1つチロシンにどのような効果があるかをご存知でしょうか?「非必須」と聞くと何かあまり必要がないような気がするかもしれません。しかしその効果に注目すると皆さんもぜひとも摂りたいと思うことでしょう。

チロシンって何だろう?

「やる気が出る」「うつ症状が改善する」といった精神面から慢性疲労や白髪予防まで幅広い効果のあるチロシンに注目が集まっています。そんなアミノ酸の1種チロシンの具体的な効果や摂取方法、また摂取する際の注意点を調べてみましょう。

チロシンとは?

チロシンはAAA(芳香族アミノ酸)の一つです。AAA(芳香族アミノ酸)とは神経伝達物質の原料となるアミノ酸でチロシンの他にトリプトファン、フェニルアラニンがあります。

この中で他の二つが必須アミノ酸であるのに対し、チロシンは唯一非必須アミノ酸なので体内で合成することができます。

しかしチロシンは必須アミノ酸であるフェニルアラニンより生成されますのでチロシンを直接摂ることによってフェニルアラニンの節約になります。また様々な効果がありますので積極的に摂取したいアミノ酸といえるでしょう。

チロシンの効果

ではチロシンの5つの具体的な効果に注目してみましょう。

  1.  集中力を高める・うつ改善 (ドーパミン・ノルアドレナリン)

チロシンは集中力を高めるドーパミン、やる気を高めるノルアドリンの原料となっています。またうつ病の原因の一つはノルアドレナリン不足ともいわれていますので、うつ病改善にもつながる、と期待されています。しかも抗うつ剤に見られるような副作用もありませんので安心です。

  1.  慢性疲労症候群を軽減

慢性疲労症候群は肉体的な疲労があるわけでもないのに、長期間疲労感を感じる症状で、神経によるものとされています。チロシンは神経伝達物質を回復しますので慢性疲労症候群に効果があると期待されています。

  1.  成長ホルモン生成を促進

成長ホルモンはやる気や集中力の増加、筋肉量の維持や増加、また脂肪の分解を促進したり、骨を強化したりする効果があります。まだ科学的に実証されているわけではありませんが、チロシンによって成長ホルモンの生成を促進する可能性があります。

  1.  ストレス緩和

ドーパミンやノルアドレナリン不足はストレスの原因となります。それでこれらの神経伝達物質を生成するチロシンはストレス緩和する効果もあるといえるでしょう。

  1.  白髪予防

毛髪の黒さはメラニン色素によるものです。そしてチロシンを原料にして体内でメラニン色素が生成されます。それでメラニンを摂取することによって黒髪を維持し、白髪予防の効果があります。

チロシンを含む食品

チロシンを多く含む食品として、豚ヒレ肉・鶏むね肉・かつお節・しらす干し・たらこ・脱脂粉乳・プロセスチーズなどがあります。

チロシンが特に多く含む食品は高野豆腐・たけのこです。たけのこにある白い点はチロシンなので洗って取り除かないようにしましょう。たけのこをゆでると白い粉末が出ますがこれはチロシンが結晶化したものなので捨てるともったいないです。

チロシンはまた糖分と一緒に摂取すると吸収が良くなるといわれています。バナナやりんご、アボカドなど果物に多く含まれていますのでおすすめです。

サプリもあり

チロシンはサプリもあります。日本ではあまりみかけませんが米国などでは主流となっています。

特にチロシンは治療の難しいADHD(注意多動性障害)に効果があるようなので、この悩みを抱えている人にはぜひサプリで効果的に摂取することをおすすめします。

しかしチロシンは神経伝達物質の原料となっていますが、脳の発達中の子供がチロシンを多量に摂取すると脳内のバランスが崩れ脳の発達に悪影響を及ぼす危険があります。

食品からとるなら過度に気にする必要はありませんが、子供がチロシンのサプリを飲むのは注意が必要です。

またサプリはアミノ酸が濃縮されているため、肝臓に負担をかける恐れがあります。肝臓が悪い人も飲む際には注意が必要です。

過剰摂取・摂取不足に注意

チロシンは抗うつ薬ほどではないとはいえ、副作用があります。またチロシン不足も危険です。

過剰摂取は しみ・そばかす 血圧上昇

チロシンはメラニン色素を生成しますので白髪予防になりますが、過剰摂取するとしみやそばかすの原因になってしまいます。

チロシンの過剰摂取はまたノルアドレナリンの過剰分泌を招き、それにより血圧が上昇してしまいます。特に高血圧の方は注意が必要です。

摂取不足は エネルギー代謝・循環機能低下 無気力 低体温 寒気

チロシンが不足するとエネルギー代謝・循環機能低下、無気力、低体温、寒気などが起こる危険性があります。

また乳幼児期にチロシンが不足すると甲状腺ホルモンや成長ホルモンの分泌が減る可能性が指摘されています。それにより発達障害・成長障害などが起こる危険性があります。

効果が持続する時間

チロシンの効果は7時間持続するようです。人によって効果の実感は様々ですが、実際6~7時間効果があるという人は多くいます。

この6~7時間を長いとみるか短いとみるかも人それぞれだと思います。しかし、これだけの期間やる気や集中力が持続し、白髪の予防になるのならその効果を決して過小評価できないのではないでしょうか。また目立った副作用もないので安心して継続的に摂取することができます。

適量を摂取して効果を享受しよう

学生にとっても社会人にとってもやる気や集中力は重要です。しかし自分ではなかなかコントロールできるものでもありません。

うつ病やADHDに悩んでいる方はその解決策が不透明に感じることもあるでしょう。

食品やサプリからチロシンを適量摂取してその効果を十分に享受するようにしましょう。

 

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