アミノ酸アスパラギンの効果とは?持久力向上!丈夫な体に!?

アミノ酸アスパラギンにはどのような効果があるのかご存知ですか?アミノ酸アスパラギンは持久力の向上や、丈夫な体作りに効果を発揮してくれます。ヒトの体に有益な成分であるアスパラギンについて詳しくご説明します!

アスパラギンって何だろう?

アスパラギンは、1806年にフランスの化学者によって、一番最初に発見されたアミノ酸のことです。

アスパラガスの芽の抽出物から見つけ出されたことに由来し、アスパラギンと言う名前が付けられました。

 

アスパラギンはクエン酸回路に働きかけ、運動時の持久力を向上させる効果や、タンパク質の合成を促し、丈夫な体を作るのに効果的です。また、尿の合成を促し、有害なアンモニアを体外へ排出する働きがあります。

アスパラギンとは?

アスパラギンは、神経や脳組織の細胞機能の代謝に関わっており、中枢神経系を保護する働きがあります。また、神経伝達物質の材料として使われたり、筋肉や内臓のもととなる、たんぱく質の合成にも使われたりと、とても重要な役割をしています。

 

また、肝臓の保護や、新陳代謝を活発にさせる効果があるともいわれています。

アスパラギンとアスパラギン酸の違い

アスパラギンとアスパラギン酸は、名前がとても似ているので、同じ物質だと思われがちですが、実は違う物質です。アスパラギン酸は、アスパラギンを加水分解すると生成される成分です。

アスパラギンと同様に、アスパラギン酸は非必須アミノ酸に分類され、エネルギーの代謝を高めたり、カルシウムやカリウムなどのミネラルを全身に運ぶ役割をもっています。

 

アスパラギン酸は、アスパラギンと同様に、たんぱく質の合成材料に使われたり、利尿作用や体内の毒素を排出する効果があります。

また、疲労回復や、スタミナの向上に有効な働きがあります。

アスパラギン酸は、アスパラガスに多く含まれるほか、豆類やさとうきび、牛肉などに含まれ、健康食品などにも利用されています。

アスパラギンの効果

運動時の持久力向上(クエン酸回路)

疲労物質をエネルギーに変換する回路のことを、クエン酸回路と言います。クエン酸回路がうまく働かないと、乳酸が蓄積し、筋肉疲労の原因となるばかりか、大量に蓄積されると、体の冷えや頭痛などを引き起こしてしまいます。

 

アスパラギンは、このクエン酸回路に働きかけ、乳酸の生成を抑え、疲労回復効果や、エネルギーの代謝を促進させる働きがあります。

 

また、アスパラギンには、筋肉を動かすグリコーゲンの生成を促進させる作用があります。グリコーゲンは、必要に応じて糖に変換され、運動時の大切なエネルギー源となるのですが、不足すると長時間の運動に耐えることができなくなってしまいます。

 

アスパラギンには、クエン酸回路に働きかけ、エネルギーの代謝を促す効果と、グリコーゲンの生成を促進する作用によって、運動時の持久力を向上させる効果があります。

尿の排出を促進

アンモニアは、たんぱく質を分解することによって生じるのですが、以下のような有害な働きをもっています。

  • 神経伝達物質の働きを阻害し、脳症などを引き起こす
  • エネルギーの代謝に関わる細胞中のミトコンドリアの働きを阻害する
  • アンモニアの量が過剰に増えることによって、疲労や組織の老化、免疫力の低下を引き起こす

 

アスパラギン酸は、体内でアンモニアと結合してアスパラギンとなり、アンモニアを安全な形で貯蔵し、体内でアンモニアが悪影響を与えないようにしてくれます。この働きによって、アスパラギンは、尿の合成を促し、尿の排出を促進する効果があります。

丈夫な体を作る

自然界に500種類も存在するといわれるアミノ酸のうち、ヒトの体を構成するのは20種類のアミノ酸です。アスパラギンは、その20種類のうちの一つで、筋肉や内臓をつくるたんぱく質の合成に使われます。

たんぱく質が不足すると、人体を構成するたんぱく質が分解されるため、その不足分を補うことによって、体力や免疫力が低下し、血管がもろくなってしまうのですが、アスパラギンは、たんぱく質を合成する作用があるので、丈夫な体をつくるために有効な働きがあります。

肥満を防ぐ

アスパラギンはエネルギーの代謝を促し、新陳代謝を活発化させる作用があるので、肥満の防止に効果的です。アスパラギンを摂取したところ、体重の減少や、体幹維持などの効果があった、という報告があります。

体の疲れを取る

アスパラギンには、ミネラルを細胞に摂りこみやすくして、クエン酸回路をきちんと動かすように促す働きがあり、乳酸を分解してエネルギーに代え、体の疲れを取ってくれる作用があります。

 

ラットを使った実験では、運動疲労による筋肉と、肝臓でのグリコーゲンの分解が緩やかになり、アスパラギンとアスパラギン酸に、運動疲労改善効果が示唆されたとの報告があります。

アスパラギンの摂取方法

アスパラギンを摂取するには、食品から摂る方法と、サプリメントから摂る方法があります。

多く含む食材 アスパラガス・肉類・大豆・牛乳・じゃがいも

アスパラギンを多く含む食材は、アスパラガスや、肉類、大豆、牛乳、じゃがいもなどがありますが、肉類でアスパラギンを摂取しようとすると、アンモニアを過剰に摂取する可能性が高くなり、体内のアンモニア濃度が上がって、アンモニアの過剰蓄積に繋がる場合があるので注意が必要です。

野菜から摂取する場合は、アスパラギン酸と一緒に摂取することができるため、体内に効率良くアスパラギンを吸収することが出来ます。

サプリメント

アスパラギンはサプリメントから手軽に摂取することができます。特に、運動能力を向上したい方、スポーツをする方、疲れやすい方、体内の毒素を排出したい方にはおすすめです。

摂取不足に注意

アスパラギンは、アスパラギン酸とアンモニアから、アスパラギンシンテターゼという酵素の働きによって生成されるため、アスパラギン酸の摂取不足は、アスパラギンの不足につながります。アスパラギンが不足すると、アンモニアが処理されず、体内の毒素となるアンモニアが排出されないため、血中のアンモニア濃度が上がってしまいます。

 

アンモニアは、特に中枢神経系に対して強い毒性を持っているので、アスパラギンの摂取不足には注意が必要です。その逆に、アスパラギンの過剰摂取については問題ありません。

適量を摂取して効果を享受しよう

アスパラギンには、有益な健康効果がたくさんあり、強い体作りには欠かせない成分です。アスパラギンの摂取不足は、体にとってマイナスに働いてしまうため、日常から意識して摂りたいですね。

 

アスパラギンを適量摂取して、運動しても疲れにくい丈夫な体作りに役立て、健康的な毎日を送れるよう活用していきましょう!

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